あの人たちはきっと離れてはいけなかったんだ                   

 恋次(以下:恋)「この話は、俺がまだ十一番隊にいた頃の話だ。十一番隊最大の謎、隊長と副隊長の仲を
           一角さんと弓親さんと一緒に調べることになった。」

 
 一角(以下:一)「暇だ。」

 恋「同じく。」

 弓親(以下:弓)「2人共、さっきからそればっかりだよ?」

 一「仕事がねぇってのは暇だ。」

 恋「仕方ないっすよ。この時期はどこの隊も仕事が少ないですし・・・。」

 弓「う〜ん。このままじゃ一角が暴れかねないから何とかしないとね。」

 恋「どうするんですか?」

 弓「個人的に気になることがあるから、それについて調べるってどう?」

 恋「それって、一角さん関係ないんじゃ・・・。」

 弓「そんなこと気にしてるから、昇格できないんだよ。」

 恋「・・・・(気にしてることをあっさりと言わないで下さい)」←弓親の方が上なので、声に出せず

 弓「やってみる?」

 一「まあ、暇だったし構わねぇよ。恋次、お前はどうだ?」

 恋「・・・いいですよ(諦め)」

 一「で、気になることって何だ?」

 弓「何って、隊長と副隊長の仲だよ。ここの最大の謎じゃないか。」

 一「まあ、そうだな。しかし、どうやって調べるんだよ。」

 弓「すでに考えてあるよ。あの2人を一時離して観察してみるんだ。」

 恋「でも、隊長にバレないんですか?」

 一「そのことは考えるな。バレた瞬間、命はないと思え。」

 恋「・・・はい。」

 弓「問題は、隊長と副隊長を誰が観察するかって事なんだけど、僕が副隊長でいいかな?隊長は2人でやっ
   てね。じゃあ、よろしく(去)」

 一「はぁ?勝手に決めるなよって、行っちまった。クソッ、弓親の奴。」

 恋「どうします?隊長を観察しますか?」

 一「仕方ない、隊長のとこに行くぞ。弓親の奴は後で絞める(去)」

 恋「あ、はい(去)」

               ー弓親側ー

 弓「あ、いたいた。わざわざ四番隊に頼んで副隊長を離させて置いて正解だった。」

     実は、一角たちに話を持ちかけるより前に四番隊に2人を離して置く様に言っていた。2人(一角たち)
     はそのことは知らない。

 弓「一角、怒ってるかな?まあいいか。それより観察しなきゃ。」

現在の副隊長の様子・・・隊長と離され、かなり不機嫌。辺りに霊圧が流れすぎている。すでに四番隊は非難。
               弓親以外は誰もいない状態。

 弓「(独り言)なんか、危ない雰囲気になってるような・・・。隊長の方に行けばよかったかな?」

 やちる(以下:や)「剣ちゃん、知ってるの?連れてってよ〜(怒)」

              ー恋次・一角側ー

 一「どうやって弓親の奴が離させたのかは知らねぇが、何故か隊長が単独でいる。チャンスだ。」

 恋「そうっすね。」

現在の隊長の様子・・・特に普通。いつもどおり。

 一・恋「・・・・」

 恋「普通ですね。」

 一「ああ、おかしいな。やっぱり副隊長とは何も無いのか?」

 剣八(以下:剣)「あ?やちるがどうしたって?」

 恋「更木隊長、(いつから)いたんですか?」

 剣「ああ、やちるがいねぇんだが、お前ら知ってるか。」

 一「あの、一つ聞きたいんですけど、副隊長との仲ってどういう感じですか?」←気づかれたので、本人に聞いてみる

 恋「(一角さん、漢(おとこ)だ。)」

 剣「仲?何のことだ。」

 一・恋「(この人、気づいてなかったー。)」

 剣「まあ、んなことはどうでもいいんだが、やちるはどこにいる?」

 恋「副隊長は弓親さんと一緒にいるはずですよ。」

 一「そういや、弓親の奴どうなった?」

     弓親のことを思い出し、一角・恋次・剣八は2人のもとに行く

 や「剣ちゃんを出してよ〜(叫)」

 剣「騒がしいな。」

 や「あ!剣ちゃんv」

 弓「・・・・(死)」

 恋「大丈夫ですか?」

 一「あ〜、無理そうだな。まあ、何があったかはわかったけどな。」

     (やちるのせいで)部屋、ほぼ崩壊。

 剣「ったく、部屋の修理代はお前らで払えよ。じゃあな(去)」

 恋「え、この部屋の修理代っていくらですか?」←一角を見る

 一「さあな。一つ言えることは、かなり高いって事だ。」

 弓「・・・・(死)」

 
 恋「結局、部屋の修理代を全額俺たちで払わされたのを覚えてるぜ。金足りなくて、吉良や雛森に借りたんだよ
   な。一角さんたちは射場さんや他の人たちに借りてたし、修理が終わったら借りた金を返すのに、尸魂界中
   を駆け回ったんだぜ。ったく、更木隊長と草鹿副隊長は何があっても離してはいけないってことが発覚した。
   もうあんな真似絶対するものか。」