彼氏の悩み

    跡部(彼氏)と忍足(彼女?)は、氷帝学園でも有名なカップルです。

    側から見れば、毎日幸せそうな2人ですが、跡部には忍足のことである悩みがありました。

    跡部は周りから完璧な性格。相談なんて出来ません。ですが、それでは悩みが解決しない。

    悩んだ末、忍足と仲がいい向日に相談を持ちかけました。

    向日(以下:岳)「お前が俺に相談ねぇ。何の話?大体わかるけどさ。どーせ、侑士だろう?」

    跡部(以下:景)「ああ。お前ならあいつと仲が良い。聞いてくれるか?」

    岳「まあ、侑士のことなら相談に乗らないわけないしな。で、どういう相談?」

    景「実はな、侑士の奴ラブロマンスが好きなくせに、手を繋いだりする、いわゆる恋人同士がやる行為を全くやらせて
      くれない(大真面目)」

    岳「・・・・(うわ〜、跡部が恋人同士って単語言うんだ。似合わねぇ。)」

    景「どうすればいいと思う。」

    岳「ま、侑士らしいな。お前、知らなそうだしな〜。」

    景「あ?どういう意味だ。」

    岳「(自分だけが知っていて嬉しい)特別に教えてやる。よ〜く聞けよ?」

    景「(上から言われる言葉に少々腹が立つ)ああ。」

    岳「侑士ってね、意外と人見知りなんだよ。で、恥ずかしがり屋。跡部が初めてなの。わかる?」

    景「・・・・マジ?(意外と言う顔)」

    岳「マジ。今まで告白した女子全部断ってるんだよ。名前知らないし、喋ったことも無いのに付き合えるかって言ってさ。

      女子ってさ、街中でも手を繋いだりするじゃん。街中で人に見られるのが嫌なんだって。

      だから、跡部がやろうとしたから断ったんだよ。 

      俺侑士に以前相談されたもん。せっかく誘ってくれたのに断ったから、嫌われたかもって。」

    景「・・・・」

    岳「侑士はさ、恥ずかしいんだよ。だけど、跡部の誘い断ったこと後悔してる。もう一度、言ってみれば?断らないと思うぜ。」

    忍足(以下:侑)「(遠くから走ってくる)跡部・岳人。もう、何してるん?」

    岳「(跡部を見て)ん?恋愛相談。」

    景「(この野郎・・・)お前こそこんなところで何やってるんだ?」

    侑「あ、そやった。監督が急に用事が出来たらしく、今日の部活は無しやって。」

    景「そうか・・・。(向日を見る)」

    岳「(OK。頑張れよ。)じゃあ、俺は帰るね。跡部・侑士、また明日な。(去)」

    侑「うん、またな。岳人。さて、跡部、帰ろう。」

    景「ああ、侑士。その、この後何もなかったら、2人で街に出かけないか?」

    侑「え、う・・・うん。ええよ。その、この間はゴメン。」

    景「いや、いい。そのことなら、向日の奴に聞いた。悪かったな、知らなくて。」

    侑「ううん。うちの方こそゴメン。ちゃんと言っておけば良かった。」

    景「謝るなっての。じゃあ、行くか?」

    侑「うん。」

〜おまけ〜

    後日、2人の行き末が気になった岳人は、跡部にどうなったか聞いてみた。

    岳「で、その後は?」

    景「・・・・ダメだった(沈)」

    岳「はぁ?俺がせっかく相談にまで乗ってやって、2人にしてやったのに?」

    景「あの後、やっぱり恥ずかしいって言われて、拒否られたんだよ。」

    岳「(跡部を哀れ見る)あ〜あ。ま、頑張れよ。いつでも相談に乗ってやるから。」

    景「ああ、そうしてくれ(疲)」