なぁ、俺さ・・・どうしたらいい?

    若の告白を聞いても、岳人はまだそのことを受け入れられずにいた。

    どうしたらいいのか分からず、とりあえずコートに戻ることにした。(結局、部活には出なかった)    

    岳「はぁ・・・」

    侑「岳人?ため息なんか吐いてどないしたん?」

    岳人が悩んでいるのをいち早く見つけた侑士は、岳人に聞いてみる。

    岳「侑士・・・。(侑士に相談することじゃないよな?でも、他に言えないし・・・)」

     「なんでもない。」

    侑「話したくないんなら、別に話さんでええよ。

      でも、一人で悩んでてもしゃーないやん。どうしても困ったときは誰かに言うんやで?」

    岳「侑士・・・。実はさ、どうしようか困ってんだ。」

    岳人は若とのやり取りを侑士に話した。

    話し終わって、先に言ったのは侑士のだった。

    侑「そか。そんなことがあったんか。」

    岳「うん、俺どうしていいのか分からないんだ。」

    侑「どうしていいかなんて決まってるやん。日吉に自分の思いを言えばいいことや。」

    岳「そんな簡単に・・・」

    侑「ははっ、せやね。ソレが出来なくて相談しに来てるしなぁ。」

     「でも、岳人って結構鈍感やね。全く気づかなかったん?」

    岳「へ?」

    侑「日吉の奴、ずっと岳人のこと目で追ってたで。」

    岳「・・・・」

     「侑士はさ、跡部とその・・・付き合ってるんだよな?」

    侑「うん?付き合っとるよ。どないしたん、急に」

    突然の岳人の話題に多少驚く(顔には出さない)

    岳「告白ってどっちから?」

    侑「俺やね。今の日吉は俺にそっくりやね。あーいう感じだったわ。」

     「景吾の事、目で追ってたわ。だから、今の日吉のことは良く分かる。」

    岳「・・・・(黙)」

    侑「日吉は、真剣に言った。それだけは忘れたらあかん。だから岳人もきちんと考えて答えを出すんよ。分かったか?」

    岳「・・・うん。」

    跡部(以下:景)「向日!部活に出ないでどこほっつき歩いてやがった。」

    岳「跡部・・・。」

    侑「ん〜、岳人はなぁ、ちゃんとした理由があって休んでたんやからそんなに怒らんといてや。」

    景「理由?」

    侑「やぁっと日吉の奴、告白したんやて。」

    景「ああ?やっとかよ。何年かかってんだよ。」

    岳「(なんで跡部も知ってんだ?)どういうことだよ。」

    景「・・・(呆)」

     「お前、気づいてなかったのか?(嘘だろっていう顔)」

    侑「岳人とバカップル(鳳&宍戸)以外皆知ってるで?わかりやすいもん。」

    景「あいつら(バカップル)は自分達以外には見向きもしねぇからな。」

    岳「(そんなの知らねぇー)マジで?」

    景・侑「(頷く)」

    景「お前は、日吉の奴のことどう思ってんだよ?長々と放置できるものじゃねぇぞ。」

    岳「・・・決めてない。」

    景「最高でも、1週間ってとこだ。それまでに答えを決めろ。」

    侑「1週間いうたら、青学戦前日やね。」

    景「そうだな。でも、それが妥当だ。」