この姿、霧のように消えたらば・・・

    忍足(以下:忍)「なぁ、もしうちが跡部の前から消えたら、どないする?」

    跡部(以下:跡)「何だよ、急に?」

    忍「んー、ちょっとな」

    跡「・・・・そうだな、探す」

      「まず携帯に連絡を入れる。それでも出なかったら、家・学校・お前の行きそうな場所を手当たりしだい探すな。」

    忍「・・・うん。」

    跡「さっきも聞いたが、何で急にそんなことを言い出したんだ? お前は・・・」

    俺の前から消えるのか・・・と、言葉の続きが出なかった

    忍足は跡部の意図を読んだのか

    忍「ちゃうねん。ちょっと、不安なだけや。」

    跡「もし、お前が本当に俺の前から消えたのなら、俺は全てを捨てて探しに行ってやるよ。」

      「俺は、お前がいたらそれでいい。 必ず探してやるから。だから、そんな消えるなど縁起の悪い事を言わないでくれ。」

    忍「・・・・」

    跡「・・・・・何か言えよ」

    忍「なんかすっきりしたわ。ありがとな。」

    跡「そーかよ。不安があるなら俺に言え。 お前の不安を取ってやるからよ。」

    忍「・・・うん。ホンマにありがとう、跡部。」