未来の約束

29日の朝、浮かない顔の男が一人 名は鳳 長太郎 彼が現在付き合っている彼女(?)宍戸 亮の誕生日の日

    鳳「はあぁぁ〜(ため息)」

    日吉(以下:日)「朝からなんだ、そのやる気の無い声は?」

    共に登校して来た日吉

    鳳「今、真剣に悩んでいることがあるんだよ」

    日「(大体の想像は付くが・・・)何だ?」

    鳳「宍戸さんの誕生日プレゼント」

    日「・・・・自分で考えろ」

    鳳「早Σ 何だよそれ。友達が真剣に悩んでいるのに」

    日「俺とお前がいつ友達になった?」

    鳳「えぇ〜、酷いよ・・・・日吉・・・(泣)」

    日「泣くな、鬱陶しい」

    鳳「(凹)」

    日「そもそも、宍戸先輩のことはお前が一番よく分かっているはずだろ。俺に聞くのが間違っている」

    鳳「うっ・・・」

    日「何でもいいと思うがな、俺は。他人の俺に聞くよりも自分で考えた方がいいのではないか?」

    鳳「それが出来たら悩んでないよ」

    日「それもそうか」

      「本人に聞くという手もあるがな」

    鳳「(悩)」

    日「・・・・(呆) 俺が出来ることはコレくらいだ。後は自分で考えろ」

    日吉 去る

    〜放課後〜

    宍戸(以下:宍)「・・・お前、何百面相してんだよ」

    鳳「し・・・宍戸さん!」

    宍「どうせお前のことだ。また下らない事でも考えているんだろ?」

    鳳「く・・・下らなくなんて無いです! とても大切なことですよ!!」

    宍「そ・・・そうか?」

    鳳「あ、すみません。」

    宍「いや、気にするな。頑張れよ。」

    宍戸 去る

    鳳「・・・・何やってんだ俺、宍戸さんに対して・・・」

    忍足(以下:忍)「お〜、悩んどるな」

    鳳「お・・・忍足先輩、いつの間に?」

    忍「気にせんときー(笑)」

    鳳「・・・・」

    忍「宍戸の誕生日プレゼントやろ?」

    鳳「! 何で分かるんすか?」

    忍「・・・・お前、分からんとでも思ったんかい」

    鳳「?」

    忍「ま、ええけど」

      「俺から言うことなんて何も無いんやけどなー」

    鳳「Σ じゃあ、何で話しかけたんすか?」

    忍「暇つぶし」

    鳳「・・・・少しでも期待した俺が愚かでした」

    忍「でも、彼氏が彼女あげるもんなんて大体相場は決まってるやろ」

    鳳「え?」

    忍「ん?せやろ」

    鳳「はぁ」

    忍「鳳も立派な男になりやー」

    何の助言もしないで 忍足 去る

    鳳「ホントに何にもしてくれないんすね・・・」

    〜放課後 (部活終了)〜

    鳳「あの、宍戸さん。今、時間あります?」

    宍「無理」

    鳳「えぇΣ ないんすか?」

    宍「嘘だけど」

    鳳「本気にしたじゃないですか!」

    宍「一度言ってみたかった」

    鳳「(忍足先輩といい・・・宍戸さんといい・・・先輩達って・・・・)」

    宍「で、何か用か?」

    鳳「あ、あの、今日お誕生日ですよね?それでその、プレゼントを・・・」

    宍「ああ、ありがとな」

    鳳「今年は、指輪にしました。俺と宍戸さんの未来への約束の指輪です」

    宍「指輪?女じゃあるまいし・・・」

    鳳「いえ、宍戸さんは俺の彼女ですよ。これからも一緒にいて欲しいし・・・(小声)結婚も・・・」

    宍「・・・///」

      「お前、よく真顔でんな事言えるよな」

    鳳「俺は本気ですよ! 俺は将来宍戸さんをお嫁にして夫婦になって暮らしたいです!!」

      「受け取って・・・貰えますか?」

    宍「当たり前だろ」

    鳳「はい、お誕生日おめでとうございます!」

    宍「サンキュ、長太郎」

    〜おまけ〜

    宍「つか、指輪って試合のとき邪魔じゃねぇ?」

    鳳「えぇ、付けてくれないんですか?」

    宍「学校にいるときもからかわれるしなぁ(特に跡部と忍足)」

    鳳「し・・・宍戸さん(泣)」

    宍「ま、付ける時は二人の時とかか?」

    鳳「宍戸さん(感涙)」

    宍「それ以外では付けないからな」

    鳳「それでもいっすよ、ありがとうございますー!!」