梅雨

    忍足(以下:忍)「雨ばっかりやな」

    室内から窓越しに外を見て呟く

    跡部(以下:跡)「梅雨だからな」

    同じく窓を見やり答える

    忍「部活出来ひんな」

    跡「普段から真面目にやっていない奴が言えたことかよ」

    忍「うっ・・・(汗)」

    跡「そういう台詞はやってから言え」

    忍「・・・ハイ」

    返す言葉も無く項垂れる忍足

    跡「人のことばかり見てないでしっかり練習しろよ」

    忍「! なんで知ってんねん」

    跡「俺様が見抜けねぇはずないだろ 誰だと思ってやがる」

    忍「なんや、急に恥ずかしくなってきたわ」

    跡「いまさら遅ぇんだよ」

      「(小声)見られる身にもなれってんだよ」

    忍「何?聞こえへんよ」

    跡「何でもねえよ」

    忍「はよ、雨止まへんかな」

    跡「止まなくても構わねえ」

    忍「へ?」

    窓から目を逸らし忍足を見る

    何かと思い窓から跡部に視線移す

    跡「外に出れなきゃ お前とずっと居られるからな」

    フッと微かに笑い言う

    忍「え・・・えぇっ!」

    跡部のいきなりの告白に理解が遅れ戸惑う忍足

    跡「だろぅ?」

    忍「///(照)」

    完全に理解し顔を赤面させる

    赤くなった顔を誤魔化すために再び窓に目をやる

    だが、窓に映る姿が跡部には色まではっきり見える

    跡「クックッ・・・ 真っ赤だぜ?」

    忍「うっさい!」

    跡「雨が止んで部活が出来たら、真面目にやる様ずっと見ててやるよ」

    忍「余計集中できんわ アホ」

    跡「バーカ レギュラーから落ちてぇのか」

    忍「それは嫌や」

    跡「なら真面目にやるんだな」

    忍「鬼ー(泣)」

    跡「ほぉ・・・」

    一瞬目つきが鋭くなる

    忍「や・・・言い過ぎたわ」

    跡「もう遅え 晴れたら覚悟しやがれ」

    忍「・・・・はぅ(青ざめ)」

    この後、忍足は雨が続くように祈っていたとかいないとか・・・